けやきは黄色さくらの葉は赤く

柱時計の金の振り子がゆれて
記憶の中のドロップの缶のフタが
パカンと開いて 金色の世界が広がる

縁側をぞうきんがけした
つやのある 木のにおいがする
古い布で座布団を縫っているときに
あたたかい縁側に流れた
注ぎ足しのお茶のにおいと
指を刺した針のにおい

ドロップのフタがパカンと開くと
同じにおいの引き出しがパカンと開く
人の流れの中でチクンとした痛みが
流れてこぼれてお茶を濁す

よかったら、、、

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むんや

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「なんとでもなるさ」を合言葉に。 挑戦は続く。詳しいプロフィールはこちらから
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