絵本を見て泣いた

ヒグチユウコさんの本を読んだ。猫のぬいぐるみが生きてしゃべる。絵本の世界だからこそ表現できた内容にボロボロ泣きそうになって、ぐっと涙をこらえた。

内容が私の経験と重なる部分を刺激したのだ。

本の作者のヒグチユウコさんに感謝したい。

実は私もかつて、生まれたばかりの猫を拾ったことがある。
生きていたのは三匹だけだった。あとの子は冷たくなっていた。

自分を責めた。もっと早くに見つけてあげられていたらと。
そして、残った三匹に胃までのチューブを通して哺乳していたが、衰弱がひどく助からなかった。

今うちにいる犬も保健所から迎えた子。
年間にたくさんの命が消えている。

保護なんてしたところで、とても追いつかない。
そう言う人がいる。

ひとつの命がなくならなかったコト。
これが大切だと思っている。

それをヒグチユウコさんが独特の世界観で表現していて、私の心を打ったのだ。
経験したことを通して触れたとき、やっぱり勝手に泣いてしまう。

冷たくなった子猫。
リアルに手の上にあったからこそ、共感してしまう。

かといって、全てを救うことが困難なことも事実。

たくさんの方がなんとかしようと活動されている。
保健所の方々が愛護団体に声をかけたりして、少しでも殺処分を減らす方向へ持っていっている。
かと思えば、それに批判的な意見もある。

まず、それを論じる前に、人間さえも救えていない日本の現実から目を逸らすな。
そうおっしゃる方もある。

その意見も真っ当だと思う。

どの命は生きていいとか、いけないとか一体どうして区別することができるのだろうか?
私達人間は霞を食って生きているわけではない。

何かしらの命をいただかなくては、生きて行けないのだ。

人間さえも含めた全ての生き物を救えない。
私達人間は無力だ。
無力だからこそ、命を大切にしたい。

木だって草だって生きている。
ベジタリアンだって、それらからの恵みを食べている。
殺生は極力しないと言いながら、食べなくては自分の命を粗末にすることになる。

命をつくることはできない。
あなたという人間をつくることはできない。
どうぞ、自分の命を守ってください。

だれもあなたをつくることが出来ないのだから。

よかったら、、、

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むんや

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「なんとでもなるさ」を合言葉に。 挑戦は続く。詳しいプロフィールはこちらから
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