切り株からは芽が出てくる

散歩コースに、木の伐採をしている場所がありました。

選んで切り倒しているようで、お気に入りのユーカリの木は残っていました。
オーストラリアのコアラが葉っぱを食べることで有名なユーカリの木は、動物園の委託を受けて栽培されるものがほとんどです。なかなか花を観る機会がありません。
ひと月ほど前に開いた花は、もう終わりかけているところです。

私は白いユーカリの花が好きでした。でしたって、過去形にするのは、今日散歩で通りかかったら、
「木が伐採されていた」んです。
ガックリしすぎて、もうここに住んでいる意味がない・・・。と、そこまで思いました。
なんともない人には、なんともないのでしょう。
身近にあった大切な木からは、切られた木の発する強烈な匂いがしていました。

チェーンソーの音を聴きながら通り過ぎるとき、自分の体の皮が、剥がされるような感覚がしてしまいました。

伐採された木たちは
「どの樹木が排気ガスに耐えて生きていられるか」
という、実験のために、私が生まれた頃に植えられたものでした。
月日が経ち鬱蒼と茂って、この辺りの野鳥の最後の住処として、存在していました。
切ったのは防犯上の理由からです。

木は大きくなるものです。間隔を空けずにどんどん植えれば、木の成長の妨げともなります。
そして、枝を落とすなどのお手入れしなければ、鬱蒼と茂って暗くなってしまう。

木って人間にとっての、前髪と同じだなって思いました。

前髪は、気持ちがふさいで仕方がないときに、切るとサッパリします。
視界がひらけて、気持ちも明るくなるというものです。

そして、切りすぎた前髪には、ちょっぴりと後ろ髪を引かれるものです。
ぴっぴっ。

よかったら、、、

The following two tabs change content below.
むんや

むんや

「なんとでもなるさ」を合言葉に。 挑戦は続く。詳しいプロフィールはこちらから
むんや

最新記事 by むんや (全て見る)