雪の日の出来事

さらさらとした雪が降っていました。

帰宅するため、電車に揺られているうちに、電車の窓は白く曇って、1時間もすると、牡丹雪に変わりました。

帰宅して喜んだのは、ウチのワンコでした。
一面の雪に、嬉しくって仕方ないとばかりに、ぴょんぴょん跳ね回って、私の体に前脚で蹴りを入れてきます。
痛いよ。わかった、わかった。嬉しいんだね。

雪の日は、私とワンコにとって特別な思い出があるのです。
4年前の雪の日に、この犬をお迎えに行きました。
自宅を目指して、雪の為に速度規制のかかった高速道路を低速で走り続けました。
もし、あと15分遅かったら、高速道路は閉鎖され、雪に埋もれて、私はワンコと一緒に車の中で死ぬところでした。

その為に、帰宅すると家族から
「このバカ。死んだらどうするのか。その犬とお前の命のどちらが大事だと思ってんだ。」
と、叱られました。

そんなことを思い出しながら、嬉しそうなワンコとお散歩をしました。
その後、家の前の雪かきをしました。
約1時間奮闘したものの、雪かきをした上に更に雪が積もってきます。

手の豆も、潰れて血が出てしまったので、諦めて家に入りました。
セーターまで汗びっしょりになっていたので、すぐお風呂に入りました。

台所で夕飯の支度にかかっていた時、外から変な音が聞こえてきました。
雪の日だったので、屋根の雪が落ちたのかも知れないなと、思っていました。

玄関チャイムが鳴り、父登場。
台所で聴いた変な音は、父が車庫の上の雪を落とそうとしている音だったのです。
「雪かき用のスコップを貸して欲しい。
お前のとこの車庫が潰れるから、雪降ろしをするんだ」と言うのです。

一緒に少しづつ、雪降ろしをしていました。
だいぶ、片付いたので、もう終わりで良いんじゃないと話していたら、父が脚立から後ろ向きに落ちました。

後ろには、コンクリート。
打ちつけられた鈍い音。
慌てて起こして、救急車を呼びました。

お陰様で、病院で撮ったレントゲンに異状はなく、2、3日様子を見るようにと、帰されました。

しかし、ここで問題勃発。

大雪となって、電車が止まっているために、どこのタクシー会社に電話しても、駅から最後のお客様を乗せて終わりました。などの回答をいただき、電話も中々繋がらず、車を手配するのに時間がかかりました。

そして、どうにかこうにか、帰宅することができました。
救急の方、病院の方、タクシー会社の方、ありがとうございました。

ウチの車庫も、車もペッチャンコに潰れてしまえ、と思いました。
車庫と車がダメになっても、生きていくことはできます。
人間はどうでしょう。

再発防止策として、私は車庫をバーナーで焼き切って外すか、手伝いに来られない場所へ、引っ越そうと強く思いました。

父が二度と落ちないようにしなくっちゃ。

舞い散るのは、雪だけでいいんです。
命が散ったら、どうするというのでしょう。

あれ?どこかで聞いたようなセリフ・・・。

親の心子知らず、子の心親知らず。

よかったら、、、

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むんや

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「なんとでもなるさ」を合言葉に。 挑戦は続く。詳しいプロフィールはこちらから
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