寒くて明るい雪あかり

笑顔という 嘘を見透かした人がいた

なにも そんなに 笑わなくったっていいのに

傷口をかばう 笑顔の絆創膏がなくなって
血は流れて 痛みがぶり返す
悲しい顔の自分と向き合う
朝一番の洗面台の鏡の中

存在を否定されて 生きられるものか
生まれつきの自分を殺して 生きられるものか

あなたも私もそう憤ることでしょう

物知り顔が 傷口をつついて
痛み止めが必要でしょう なんて言う
物知り顔と 痛みの種類が違うだけだというのに
蔑んでみたり 憐れみの目で見たり

強い悲しみ
全員が持つ 強い悲しみ
違って当たり前のわかりきらない世界を
どうして わかるなんて安請け合いをするの
わかるわ と言われるたんびに口を閉ざしてきた

そっとしておく優しさには
声をかける タイミングというものがある
ふだんは 黙っていたとしても
無関心の冷たさとは違うから

それは とっ散らかった部屋の中から
ひょっこり見つかる 探し物に似ている

突然かかるあなたの声には あたたかさがあって
私の世界をすっぽりと 包み込んでしまう

凍える冬の寒い時期を思う存分味わってくると
あたたかさに 涙が ほろり ほろり あたたかい

チューリップのつぼみが顔を出したよ
あたたかくなれば あっという間にひらくチューリップ
土の中でうごめく生き物たちが
少しずつ今日を食べて 明日になる

よかったら、、、

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むんや

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「なんとでもなるさ」を合言葉に。 挑戦は続く。詳しいプロフィールはこちらから
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